初詣合格祈願テクニカルエンジニア(ネットワーク)過去問集3
プログラムの構造に関する次の記述の下線部a〜dに、誤りが一つある。誤りの箇所と正しい字句の適切な組み合わせはどれか。
自分自身を呼び出して使うことができるプログラムは、a 再帰的 であるという。このようなプログラムを実行すると、局所変数、b 仮引数 及び戻り番地の格納領域がc スタック に確保され、d FIFO(First In First Out) 方式で制御される。
| 誤りの箇所 | 正しい字句 |
A | a | 再入可能 |
B | b | 実引数 |
C | c | 待ち行列 |
D | d | LIFO(Last In First Out) |
解答:
ソフトウェア開発手法に関する記述のうち、適切なものはどれか。
- オブジェクト指向設計では、プログラムが実現する機能の階層化を最初に行う。
- ダイクストラらが提唱した構造化プログラミングは、データ中心設計の一つである。
- プログラムの論理構造を図式表現するのに、NSチャートや流れ図などが使用される。
- プロトタイピングは、最初に全体の使用と構造を確定してから、開発に着手する方法である。
解答:
ソフトウェア要求モデルに関する記述のうち、ペトリネットモデルの説明として適切なものはどれか。
- 外界の事象をデータ構造として表現する,いわゆるデータモデリングのアプローチをとる。その表現は,エンティティ,関連及び属性で構成される。
- システムの機能を入力データから出力データへの変換とみなすとともに,機能を段階的詳細化に基づき階層的に分割していく。
- 対象となる問題領域に対して、プロセスではなくオブジェクトを用いて解決を図るというアプローチをとる。
- 並行して進行する事象間の同期を表すことができ,その構造は 2 種類の節点をもつ有向2部グラフで表される。
解答:
バグ埋込み法では,摘出したバグ数を測定することによって,その時点での埋込みバグ数を除いた潜在バグ数 T を推定することができる。
T を求める次の計算式で,変数 A,B,C の適切な組合わせはどれか。
総バグ数= a × b / c
T =総バグ数- a -(b-c)
| a | b | c |
A | 埋込みバグ数 | 摘出した埋込みバグ数 | 摘出した総バグ数 |
B | 埋込みバグ数 | 摘出した総バグ数 | 摘出した埋込みバグ数 |
C | 摘出した埋込みバグ数 | 摘出した総バグ数 | 埋込みバグ数 |
D | 摘出した総バグ数 | 摘出した埋込みバグ数 | 埋込みバグ数 |
解答:
オンラインシステムの障害対策に関する記述のうち、適切なものはどれか。
- ジャーナルファイルやマスタファイルのバックアップファイルは、すぐに復旧処理ができるようにオリジナルファイルと同一の場所に保管する。
- トランザクションの処理が正常に終了できなかったときは、トランザクション開始直前の状態に戻すために、ロールフォワード処理を実行する。
- マスタファイルと一定時間ごとに作成したマスタファイル更新用のトランザクションファイルを用いて、システム障害発生直前の最新データに復元する。
- マスタファイルは、オンライン処理の終了時にバックアップファイルを取るだけでなく、システムの特性に応じた時期にバックアップファイルを取る。
解答:
サーバ上のデータのバックアップに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 一定の期間を過ぎて利用頻度の下がったデータは、現在のディスクから消去するとともに、バックアップしておいた分も消去する。
- システムの本番開始日にすべてのデータをバックアップし、それ以降は作業時間を短縮するために、差分だけをバックアップする。
- 重要データは、バックアップの媒体を取り違えないように、同一の媒体に上書きでバックアップする。
- 複数のファイルに分割して格納されているデータは、それぞれのファイルへの一連の更新処理が終了した時点で、バックアップする。
解答:
初詣、お正月に関する逸話、昔話を10話紹介します。